フロアコーティング基礎知識Services
フロアコーティングとは?
同じような床用塗装物にワックスやマニキュアなどがありこれらは水性の為、耐水性や耐久性、耐薬品性などは乏しくフローリングの美観や乾燥予防の為に施工されます。
また定期的に塗り直す必要があり1年に2~3回程のメンテナンスが必要となります。
フロアコーティングはこれらの水性塗装物とは異なり主に油性成分の為、耐水性や長期耐久、耐薬品効果などなど一度施工する事でフローリングを長期に渡ってダメージから守ります。
フロアコーティングとワックスの違い
ワックス | 弊社フロアコーティング | |
---|---|---|
耐水性 | なし | ◎ |
耐久性 | 3ヶ月~6ヶ月 | 30年 |
耐薬品性 | なし | ◎ |
耐熱性 | なし | ◎ |
フロアコーティングでお悩み解決
フロアコーティングのメリット
- ①初期費用の高さ
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フロアコーティングに興味はあるけど費用面で断念する方が全体の75%というアンケート結果になりました。
初期費用こそ高額商品に思われますが30年間ではなんと1日20円程。マンション3LDK 施工面積50㎡の場合
10年間ワックス フロアコーティング 初期費用 ¥40,000 ¥225,000 再施工年/1回 ¥400,000 0 10年/3回剥離作業 ¥90,000 0 10年後 ¥530,000 ¥225,000 1年平均 ¥53,000 ¥22,500 ワックス フロアコーティング 初期費用 ¥40,000 ¥225,000 再施工年/1回 ¥1,200,000 0 30年/9回剥離作業 ¥300,000 0 30年後 ¥1,540,000 ¥225,000 1年平均 ¥51,000 ¥7,500 - ②コーティングの剥離が出来ない事
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フロアコーティングは強固な塗膜を形成する為、ワックスの様に剥離をする事ができません。
1度施工すると現状復帰ができない為、賃貸マンションなどの施工には不向きです。
また施工不良があった場合は床材ごとの張り替えになってしまう程施工後のコーティングを剥がす作業は困難な作業となります。
よく検討した上で施工する必要があります。 - ③施工元のフローリングの保証がなくなる事
- マンションなどのオプションでフロアコーティングが紹介されている場合は他社のフロアコーティングを施工すると保証がなくなるという施工会社様が多くなってきました。
施工会社の保証がなくなる事はお客様にとっても大きな不安要素になるかと思います。 基本的にはハウスメーカー様や施工会社様のフローリングに対する保証は2年~3年かと思われます。
※森のしずくではフローリング表面についたキズなどは30年間保証の対象とさせて頂いておりますので保証面におきましてもお客様へ安心して頂いております。 - ④素材の風合いが変わる場合がある事
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フロアコーティングの種類にもよりますが、フローリングの質感が変わります。特に機能性の高いコーティングはその特性から光沢が出たり、グリップ性が高くなることにより、質感は変化します。
見た目や質感は好みによる所が大きい為、事前にサンプルやショールームなどでしっかり確認が必要です。
※森のしずくでは、ショールームにて事前にコーティングの質感や光沢、風合いの変化をお客様が実際に触って確かめる事ができます。
また仕上がりの好みにも対応できる2種類のフロアコーティングを比較頂くことも可能です。
小さなサンプルではわからない実際のフロアの施工状態を、ご納得いくまでご確認いただく事ができます。
フロアコーティングの種類
また同じ種類のフロアコーティングでも各会社様やメーカーによってその特徴は様々な為、フローリング材の種類や目的に応じて選択する必要があります。
特にフローリング材の種類によっても相性や性能が変わる為専門知識のあるコーティング会社などに相談する事をオススメしております。
フローリングの種類
●突板フローリング
●無垢フローリング
●シートフローリング
の3種類にわけてご説明させて頂きます。 フローリングの商品自体は何千種類と膨大な量があり各メーカーや商品により材質などが異なり様々に特徴があります。
シートフローリング
合板またはMDFの上に木目をプリントした特殊な紙にEBコートやオレフィン樹脂と呼ばれる表面加工を施したタイプのフローリングです。昨今の住宅の8~9割を占める割合で採用されており、突板フローリングに比べ表面がデリケートです。
- メリット
- ワックスフリー
- 木目が均一になり生産性が高い
- 天然木ではない色合いなどが表現できる
- 床暖房にも対応できる
- コーティングの艶を控えめできる
- デメリット
- 滑りやすい
- 突板タイプに比べデリケート(キズや破れなどが生じやすい)
※従来の突板タイプに比べ、シートフローリングの需要がなぜ増えたかというと、突板タイプは表面が天然木の為、乾燥をしないようにワックスメンテナンスが必須となります。
乾燥における表面劣化が著しい突板タイプに比べ、シートフローリングは紙である事、また表面がフィルム加工している事で乾燥しづらくワックスによるメンテナンスが不要になり、扱いやすいというメリットがあります。
また大量生産でき、コスト面でも採用しやすいメリットがあります。
当社のナノピークスはこちらのシートフローリングへの適正を強化した商品です。
デリケートな表面をより強固にガードしノンスリップ性などの機能面に加え耐水、耐薬品性などがさらにパワーアップしました。
また当社では床材にあわせた商品選びをオススメしております。
突板フローリング
合板フローリングまたは複合フローリングと呼ばれ、合板、複合板またはMDFの表面に化粧用木材をスライスした物を貼り付けているフローリングのタイプです。
フローリングが住宅の床へ一般的になった当初は主にこの突板タイプでした。
シートフローリングに比べ、キズなどの耐性は強いが、乾燥に弱い為、メンテナンスを怠ると表面劣化が起こりやすいです。
また表面の木の厚みが0.3㎜程度の物を突板タイプ、2㎜~3㎜の物を、挽き板タイプと呼び、表面の木の種類で最も高価な希少価値の高い木を使用した物を銘木タイプといいます。
銘木になると表面塗装がされていないタイプもある為、基本的には無垢フローリングと同様に植物オイルなどによるメンテナンスが必要となります。
- メリット
- 比較的キズや衝撃に強い
- 天然の木を表面に使用している事で木の風合いが生かせる
- 床暖房にも対応可能
- 表面の床材の種類が選択できる
- デメリット
- 表面が乾燥しやすい為メンテナンスが必須である
- 天然木の為、色や柄がまばらになる事がある。
- コーティングの艶がでやすい
当社では突板タイプの場合、ナノガラスコート、ナノピークスを好みにより選択頂いております。
天然木の風合いを生かすナノガラスコートは艶を控え素材の特性を変えずに耐水性や乾燥からフローリングを守ります。
無垢フローリング
単層フローリングとも呼ばれ、文字どおり一枚の板によって作られています。
下部の断面図をご覧頂くとわかりやすいかと思います。
木の風合いや香りを楽しめ、調湿作用に優れている為、快適な空間を作ります。
また使用する程に劣化とは違い、木本来の味を長い間楽しむ事ができるのもメリットです。
表面を塗装加工してあるタイプはフロアコーティング施工が可能ですが、無塗装の場合は基本的にはオイルによるメンテナンスとなります。
- メリット
- 木本来の風合いを楽しめる
- 使用する程あじがでる。
- 高級感がある
- 調湿効果がある
- デメリット
- 伸縮が激しく変形する事がある
- キズや汚れが付きやすい
- 乾燥に弱い為、床暖房不可の場合が多い
- メンテナンスが大変
森のしずくフロアコーティングの選び方
森のしずくのフロアコーティングはフローリングの種類や仕上がりのイメージによって二種類よりお選び頂けます。
ナノピークス(ガラス艶有りタイプ)
- シートフローリングタイプ
- 光沢を出したい
- 小さなお子様がいるご家庭
- ペットを飼われているご家庭
- 汚れが気になる
- ノンスリップ効果がほしい